続いて向かったのは・・・
生野銀山

生野銀山は但馬国(兵庫県朝来市)-に開かれていた戦国時代から近代にかけての日本有数の銀山で、明治新政府が日本の鉱業の近代化を確立するために最初に官営鉱山とした模範鉱山である。

昭和48年(1973年)に資源減少による鉱石の品質の悪化、坑道延長が長くなり採掘コストが増加し、山ハネなどにより採掘が危険となったことから閉山し1200年の歴史に幕を閉じた。坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達している。

閉山後の1974年に、史跡 生野銀山という名称でテーマパークを開業し、2007年には近代化産業遺産、および日本の地質百選に選定された。

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銀山入口
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坑道内の温度は13度!!
この日の外気温は30度は軽く超えてたと思うので、その差17度以上!!!
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入ったとたん寒くて死ぬかと思った


この坑道は生野鉱山操業中は坑内で働く人たちが入退坑する基幹坑道でした。

この坑道の側壁や天井には生野銀山開坑時の坑夫達がノミ1本で掘り進んだ狸穴が多数残されており、
その1部を公開しました。

坑夫1人がやっと通れる真四角に掘られた狭い坑道に残るノミ跡には坑夫の汗と苦労がにじみでているようです。




           唐箕で風を送る手子                                     下財
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坑道や行き止りの坑道では通風がよく         坑夫のことを総称して下財と
   ないので人工的に風を送りこんだ。       呼んでいました。     
                                                                                                 

  掘大工                                          旧坑
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                            ↑この坑道は徳川時代の初期(1620年)         
                                      に手で掘った排水坑です。

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 ノミ1本で命がけで鉱脈をさぐり当てて掘り進む

狸掘
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この穴をはいながら掘り進んだ。

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酒岳堂 生野銀山熟成庫
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江戸自体の手掘り穴を利用しワインの熟成をしています。